まずは敷地内のシロアリ状況を確認後、敷地内にシロアリセンサー設置しモニタリング調査を行います。モニタリング方法は、土中に設置したシロアリセンサーがシロアリの侵入情報を屋外に設置した中継機を経由しパソコンで解析します。解析後、状況に合わせてシロアリ対策を行っていきます。シロアリが確認されなくても、継続的シロアリの侵入監視します。※2020年1月現在 古建築物・文化財において試験実施中。
万が一敷地内や建造物にシロアリの侵入が確認されるとシロアリ駆除作業を行います。東信科学では、Ecology(環境を考える)・Condition(状況を監視する)・Original(新しい時代の新しい発想)で、周辺環境に配慮した工法により対策を行います。
べイト工法(毒餌設置タイプ)
蟻道と呼ばれるシロアリの通り道や被害箇所に毒餌となるベイト剤を仕掛ける工法。コロニーと呼ばれる巣に持ち帰った餌を仲間に分け与えるシロアリの習性を活かし、巣ごとシロアリを絶滅させます。
バリア工法(薬物散布タイプ)
薬物を散布し、シロアリ駆除と予防を同時に行なえるケミカル工法。一般的最も普及している工法で即効性に優れていますが、薬物散布による健康被害や環境汚染が懸念される側面があります。
東信科学では文化財建築物だけではなく、多くの寺社仏閣でモニタリング調査をしシロアリ対策を行いました。
<モニタリング参加寺社仏閣>真宗大谷派東本願寺、真言宗泉涌寺派総本山泉涌寺、浄土宗西山禅林寺派宝瓶山十輪寺、高砂市旧入江家住宅ほか。